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天正元年に創建。初代住職は福井心月寺の七代目歳応宗芸大和尚。紀州の八カ寺を開いた事でも知られています。寺は現在で二十五世まで続く古い歴史をもつものです。
梵鐘はお寺の十三代目心応戒賢大和が明和2年に中興(伽藍を整備する事)の役目を担った際、梵鐘を設置する計画を立てましが、計画の半ばで倒れ、跡を引き継いだ十四代目仙玉全通大和尚が師匠の願いを叶えて寛政の時代に梵鐘を作ったということです。
常聲寺の鐘には漁師の安全を願う「商舶漁舟 渡海安全」、などの珍しい文字が刻まれており、大変貴重とされ、ほとんどの寺が戦争の為に鐘を供出する中、難をまぬがれ、現在まで残っている由緒あるものです。
除夜の鐘情報
除夜の鐘は23時30分から突き始めます。百八つの鐘の最初と最後以外は一般の人が突く事ができ、普段でも申し出れば鐘を付く事ができます。
場所 |
〒519-3612 三重県尾鷲市林町8-34 |
連絡先 |
0597-22-2806 |
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