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ホーム >> 東紀州百科事典 >> 民俗・文化・歴史 >> 矢浜桂山「山の神例祭」  < やまのかみ >
東紀州百科事典

ジャンル: 民俗・文化・歴史 | 自然・風土・環境 | 方言・郷土料理・物産 | 行政・統計・経済

民俗・文化・歴史 矢浜桂山「山の神例祭」  < やまのかみ > < 尾鷲市 >
矢浜桂山「山の神例祭」 2月7日に、尾鷲市矢浜の桂山にある大山祗命 (オオヤマツミノミコト) を祭る篝 (かがり) 堂で山仕事の安全と豊作を祈願する「山の神例祭」が行われます。
「お道具」 と呼ばれる長さ50 センチ 、 直径20 センチ の男性シンボルやカマ、 ナタ、 ヨキなど13種類の農具をスギの木や青竹で作る。

篝堂のほこらにお道具と料理を供え、 準備が整ったところで扉を開き、 当屋の2人がそれぞれ懐から醜い顔のオコゼをちらりとのぞかせ、 氏子12人が一斉に 「ワッハッハ」 と大声で笑い飛ばす。

オコゼを笑い飛ばす風習は、 山の神と海の神が手下の数を競ったことに由来する。 ある日、 山の神と海の神が矢浜村でばったり出会い、 山の神は動物、 海の神は魚を出して手下の数を競った。
 引き分けになりかけたころ、 オコゼが海からノコノコとはい上がり、 海の神に軍配が上がった。 それ以来、 山の神はオコゼを恨むようになった、 との伝説からきている。
 山の神は女性。 醜いオコゼを笑い飛ばすことで、 しっと深い山の神の柳眉 (りゅうび) を和らげ、 春になると里に下りて田畑を守ってくれる、 と伝えられている。
 山の神とオコゼの民俗信仰は各地にあるものの、 今でも続いているのは全国でも珍しく、 矢浜では200年以上も続いているという。

データ
参考文献
  なし
その他関連情報
  なし


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