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花の窟神社 もう一つのお綱かけ神事 <
はなのいわやじんじゃ もうひとつのおつなかけしんじ > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
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花の窟神社例大祭(2月2日、10月2日)でおこなわれる「お綱かけ」神事は、通常下からしか見ることができませんが、2005年の秋季例大祭では、潔斎した7人の方が行う神事をカメラとムービーで取材しました。 最初に花の窟に登る7人が拝所前でお祓いを受け、錘石やロープ、餅などを授かり登り始めます。
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花の窟を国道42号に向かって出て、裏手へ(木本方面)と回ります。沿道にいる人は7人が通り過ぎるまで頭を下げ見送ります。 花の窟のほとんど真裏から山へと入ります。山道は長くはありません(高さ70m)が、道は細く急で滑り落ちそうなカ所がいくつもあります。
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上へ着くとまず「お綱」をくくりつけるロープ(ワイヤー)が縛ってある木(うばめがし)に新しいシキミを供えます。そしてお祓いを受け、全体に塩を巻き、お綱をくくりつけるロープのお綱が接する部分にわら縄を丁寧に巻き付けます。
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「お綱」を引き上げる作業はまず、錘石にロープを縛り下へと降ろします。一番先頭に立つ人には安全ベルトがかけられています。 下に錘石が降りると、ロープに「お綱」がくくりつけられ、上に連絡が入ります。それから7人が声を合わせ引き上げます。上に上がるほど重さが増すため、 気を緩めないで一定のリズムで上げていきます。
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お綱が上がると、先ほどのロープにくくりつけます、太いお綱を上手く縛るのはコツがいるそうです。結ばれたお綱の間に紅白の丸餅を入れ、細いわら縄で結び目をきれいにくくりつけ完成です。
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下に連絡を入れ、信者の人達が一斉に「お綱」を七里御浜海岸に向かって引きます。 それから、新宮方面に向かって回っていきます。
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下にある柱(昔は松の木でした)に「お綱」をかけるのですが、その指示を上の人が送ります。「もっと引いて」とか「ゆるめて」とか携帯電話と身振りで伝えます。柱に上手く「お綱」がかかると回りから拍手がおこりました。それから、俵を下にロープで下ろし、最後に餅を一人2個づつまきます。 この一連の神事はムービーでご覧いただけます。じっくりと見てください。
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参考文献 |
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なし |
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その他関連情報 |
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なし |
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