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七曲を過ぎて少し平坦な道もあってホッとしたあたり、彼方の山の斜面が部分的に紅葉しているのが見えました。緑色は植林されたヒノキでしょう。紅葉する落葉樹がある部分だけ色付く、東紀州地域の多くの山の秋は、こんな感じです。(自然林が残っている場所では、それなりに色付きますが。) |
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あまり花のなかった八鬼山越え前半ですが、秋らしく実をつけている草木がありました。そのうちの1つ、サルトリイバラの赤い実です。 |
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九木峠までしばらく急坂が続きますが、その途中にある有名な蓮華石と烏帽子石です。かつてはいい撮影ポイントでしたが、落書きで見る影もなく・・・・。自分が植えた立木、付近の岩に好き勝手な落書きをするということは、先祖の代から築いてきた景観をぶち壊すということ。大山主がそんなことをするということは、林業がたちゆかない尾鷲の厳しい現状を表しているのかもしれません。
石の前に町石2体が置かれていましたが、何を思って落書きを見ていることやら。 |
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蓮華石の有様にガッカリして歩いていくと、九木峠の手前に見事な石畳道が残っていました。このあたりも反対地権者の山みたいなので、そのうち落書きだらけになるのかも。きれいな景観を楽しめるのは、これが最後かもしれません。 |
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落書きの話題ばかりでしたが、九木峠に到着。翌日のツーデーウォークでは、この落書きだらけのコースを多くの人が歩いたとか。みなさん、何を思って歩かれたのでしょう?
天気も依然として良かったので、さくらの森エリアからの展望に期待して八鬼山峠へ向かいました。続きは後半でご紹介します。 |
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