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川端街道の歩く場所まで川を上ります。昔は帆のついた川舟で南風(まぜ)に乗って川を上っていたそうですが、この日はエンジンがブーンと回ってグイグイと遡っていきます。
川舟は平べったい船なので、座る位置がちょうど水面と同じくらいの場所。低い位置から周りの山々を見上げるようなアングルは独特です。 |
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これが川舟。10艘ほどが出たこの日、ほとんどが木製の川舟で、時代劇にそのまま出てきそうな感じでした。船頭をしてくれた方は、普段から釣りや漁などで川舟に乗っているそうで、熊野川のいろんなことを知っていました。 |
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川舟で少し川を上ったところで、川端街道の「宣旨返り」の部分を歩きます。
川端街道は、熊野川沿いに通っていた道で、速玉大社の対岸にあった成川の渡しから楊枝の渡しまで続いていたそうです。増水や道路工事などで道はほとんどなくなっていますが、「宣旨返り」など一部区間で道が残っています。初めて歩くのでワクワクです。 |
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歩き始めて川沿いの茂みを少し歩くと、崖沿いの道に出ます。さすがは後白河法皇からの勅使が引き返した場所、熊野川沿いの崖に道が付いているという感じでスリリングですが、左手にはきれいな熊野川の流れを眺めながら、なかなか気持ちの良い道でした。 |
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乗ってきた川舟は、宣旨返りの終わるところまで川を遡って移動。この秋から営業を始めた速玉大社までの川舟下りの船が新宮へ向かっていて、熊野川は賑やかな様子でした。昔もこんな風に、船が行き交うのを眺めながら歩いたのでしょうか。 |
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