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(7)猿田彦神社のすぐ西側にある細い道、牛谷坂と呼ばれた道です。この坂を上り、桜木町、古市町を抜けて伊勢神宮の外宮へと街道が続いています。ちょっとした上り坂ですが、ご覧の通り日陰も多いので、最初のうちは涼しく歩けました。 |
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(8)桜木町はごく普通の住宅地で、かつての街並みが残っているわけではありませんが、通り沿いには、伊勢神宮関係の施設がいくつかあるほか、美術館などもあって落ち着いた雰囲気でした。 |
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(9)こちらは、桜木町にある桜木地蔵というお地蔵様。通りから少し入ったところにあります。地元で大切にされているお地蔵様のようで、この日も何人かの地元住民がお参りに来ていました。 |
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(10)桜木町を抜けて伊勢自動車道の上を通過すると、古市町に入ります。参宮街道資料館、寂照寺、麻吉旅館、長峯神社などの見どころがあり、楽しみながら歩くことができます。この古市という所、外宮と内宮の中間点にあたり、旅人の憩いの場として賑やかなところだったそうです。
ちなみに、この辺りで10:30頃。気温はすでに30度を越えているのでは?と思わせるような暑さで、軒先のちょっとした日陰を探しながら歩きました。 |
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(11)創業から200年以上と言われる麻吉旅館。手前に見えている建物が最上層で、斜面に沿って麻吉旅館の建物が続いています。上から見下ろすと、古い建物がずっと続いていました。静かな雰囲気でしたが、明治時代には三重県下でも最大規模の大料理店だったということで、かつての賑やかな古市の雰囲気が想像できます。
個人的には、「千と千尋の神隠し」に出てきた「油屋」の雰囲気に似てるなあ、と思いました。この暖簾をくぐると、異次元の世界が・・・?(実際に、「油屋」という古市遊郭の代表的な妓楼があったとか。) |
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(12)麻吉旅館のすぐ近くにある長峯神社。天鈿女命(芸能の神様)を祀ってあるそうです。「江戸時代、古市で歌舞伎が盛んに行われたのもこの神様のおかげでしょう」といった内容が、解説板に書かれていましたが、さてさて。 |
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