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コース紹介
観音道コース
歩行距離:約4.7km
所要時間:約3時間(初心者向け)

コース地図コース案内交通アクセスJR・バス)|モデルコース


コース案内
写真付きの詳しいコース案内へ

 江戸時代の観音信仰から生まれたと言われるこの道には、33体もの観音様が歩いていく人々を見守っています。入り口からズラリと並ぶ観音様、ひとつひとつ顔を眺めながら歩けば、きっとお気に入りの観音様が見つかることでしょう。
 ここではJR大泊駅からJR波田須駅へ抜けるコースをご紹介します。
 大吹峠とあわせて、ぐるりと周遊しても楽しいでしょう!

 登り口付近
 大泊側の登り口は、国道42号線沿い。新しくできた大泊バイパスと旧道との分岐点にあります。
 JR大泊駅から旧国道42号線に出て、国道沿いに尾鷲方面へ歩いて5分ほどで登り口に到着します。(大泊駅から(旧道に出てJRの高架をくぐってすぐ、清泰寺の案内標識があります。このお寺には、かつて観音道に置かれていた4体の観音様が置かれています。旧道から歩いて2分ほどの距離にあるので、時間があれば立ち寄ってみるのもいいでしょう。)
 前方の岩壁には清滝が流れ落ちています。登り口にはコース中唯一のコース解説があるので、じっくり読んでいきましょう。横一列に11体が並んでいる観音様の顔を眺めて、歩きはじめます。

 頂上へ
 登り口から頂上の観音堂までは約1時間。少し歩くとさっそく観音様が現れ、石畳も良い状態であちこちに残っています。登りの傾斜はそれほど急ではなく、ダラダラとした登りが続くコースで誰でも気軽に歩けます。
 観音様はいたるところにあり、一つ一つ違った表情をしていて面白いです。そうやって顔を眺めながら歩いていると、1時間弱で小さな祠と大きな観音様があります。
 そこから自然林の中を3分ほど歩いて、石階段をあがって左へ行くと観音堂跡(比音山 清水寺)。2004年頃まではお堂がありましたが、その後崩れてしまって今はお堂がありません。
 頂上の観音堂跡はちょっとしたスペースになっていて、休憩するのに良い場所です。

 国道311号線へ
 観音堂を後にして、「オタオ山」の標識に従ってスギ林の中を歩いて5分ほどで、尾根に出ます。尾根沿いに歩いていくとオタオ山、尾根を越えて下ると波田須です。案内板があるのでこれも迷うことはありません。
 ここからは手入れされていてなかなかきれいなスギ林の中を下っていきます。傾斜がやや急ですし、時々現れる石畳も苔むしているので注意が必要です。40分ほど歩くと小さな沢に合流。沢沿いに歩いて5分ほどで立派な猪垣があります。
 猪垣を過ぎて田んぼの横の道を歩いていくと間もなく国道311号線に合流。国道に出る手前、海の展望がステキです。

 JR波田須駅へ
 国道311号線に出たら左へ進みます。すぐに右手に細い道があり、「徐福の宮」の案内標識があるので、これに従って波田須の集落へ。
 おたけ茶屋などを通り過ぎ、畑や民家の間を歩いてどんどん下っていきます。おたけ茶屋の近くには弘法大師が湧かせたという御足跡水と石畳があるので見ていくと良いでしょう。
 駅は波田須の集落の一番下、海側の方にあるので道をどんどん下っていきましょう。国道に出てから10分ほどで波田須駅に到着です。

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