熊野古道
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コース紹介
馬越峠コース

北川橋の横にある道標 民家の前を歩いていくと、間もなく北川にぶつかります。突き当たりに立っているのがこの道標です。
道標の左手にある北川橋を渡って、旧熊野街道である中井町通りへと進みます。

尾鷲神社 突き当たりの道標で右を見ると、少し離れたところに大きなクスノキが見えます。樹齢1000年以上と言われる尾鷲神社の大楠です。周囲10mのものと9mのものの2本があり、県の天然記念物に指定されています。紀州藩が残した記録では、寛永13年(1636年)には、すでに周囲6mだったそうです。
時間があれば、尾鷲神社へ少し立ち寄ってみるのも良いでしょう。

中井町通り 馬越屋
左:かつての熊野街道であり、昭和30年代までは国道だった中井町通りを進みます。繁華街で賑やかだったそうですが、今ではお店がパラパラとある程度で、旧家もほとんど残っておらず、往時の雰囲気は味わえません。
右:中井町通りに入って少し歩いた左側にある馬越屋。20世紀はじめ頃の古い建物で、かつては遊郭として賑わったそうですが、その立派な建物を利用したお土産屋さんです。土・日・祝日だけの営業ですが、各種熊野古道グッズのほか、地元の美味しい惣菜や郷土料理、お菓子などが売られており、地元の人もよく買い物に来ています。(※馬越屋の建物は、耐震強度が不足していたため、立て直されて新しくなりました。)

尾鷲駅へ向かう JR尾鷲駅
(尾鷲駅へ向かう道を紹介します)
左:中井町通りをしばらく歩いて、かつて農協が入っていた建物の手前で右へ曲がります。ここもかつては賑やかな通りだったそうですが、すっかりシャッター通りになってしまいました。
右:ゆるやかに上っている道を真っすぐに歩いていくと、尾鷲駅口交差点で2車線の道路に突き当たります。そのまま真っすぐに歩けば、すぐに尾鷲駅です。駅前には、コンビニ、お土産物屋さん、食堂などがあります。

(以下、矢浜街道へ向かう道です)
中井町通りをしばらく歩いていくと、2車線道路(紀望通り)にぶつかります。ここで左へ曲がって少し歩くと、第三銀行があります。この前を通っているのがかつての熊野街道。ここで右へ入ります。

銀行のある交差点に置かれていた手作りの道標。立派で分かりやすい案内標識もいいですが、伊勢路沿いでたくさん見られる、こういった地元の手作り道標もいいものです。

古い町並みの残る旧熊野街道 旧街道はほぼ真っすぐに続いています。旧家も所どころに残っており、往時の雰囲気が想像できます。尾鷲で最初に林業を始めたと言われる土井家の立派な家もこの通り沿いにあります。
細い道ですが、車もけっこう通るので注意してください。

林町の庚申
左:朝日町、林町、瀬木山町と進んでいきます。画像は、林町と瀬木山町の境目にある林町の庚申。
右:中川橋を渡って中川へ。正面やや左手に見えているのが、西国一の難所と言われた八鬼山越えです。

矢浜街道の行灯 袖かたし橋、矢浜の庚申、道標
JRの高架をくぐって間もなく、左手に「やのはま道」の行灯が立っています。ここにあるのが、道標(右画像の一番左端)と、ここを流れていた小川に架けられていた袖かたし橋(右画像の右端の平らな石)。

やのはま道の案内標識 そのまま少し歩いたところで、左手に曲がる細い道があります。トタン壁には、手作りの「やのはま道」の案内標識。しばらくは、この案内標識を頼りに、かつての熊野街道を歩くことになります。
※細い道を標識に従って歩くことになるので、面倒な場合は標識を無視してそのまま真っすぐ進めば、ここで合流。

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