熊野古道
くまどこショッピングモール東紀州ほっとネットくまどこ
トップページ >> コース紹介 >> 馬越峠コース >> 画像付きコース案内(馬越峠)
コース紹介
馬越峠コース

林道に合流する手前の掘割り 巨木を通り過ぎる
左:夜泣き地蔵を過ぎて、道の両側に盛り土が残る一里塚を過ぎると、間もなく林道に合流します。その手前、山の斜面を大きく削って道を付けた掘割りと呼ばれる工法が見られます。
右:林道に合流すると、峠まではあと少し。このスギの巨木が出てきたら、峠まであと一息です。

馬越峠の頂上 峠の頂上には、避難用の小屋と可涼園桃乙の句碑が建っています。ベンチもあり、南側には尾鷲市街が見渡せるので、ゆっくり休んでいきましょう。
かつてはここに茶屋があって明治の中頃まで旅人をもてなしたそうで、江戸時代の道中日記にもその記述があります。

天狗倉山への急坂 馬越峠の頂上からそのまま尾鷲市街へ下るのがかつての熊野街道ですが、峠の頂上から30分ほど登った天狗倉山からは、尾鷲市街が一望できるので、余裕があればぜひ登ってください。
峠の頂上から東の方へ続く道に入り、急坂の続く道を30分ほど歩けば天狗倉山の頂上です。

天狗倉山からの展望 馬越峠(325m)から頂上(522m)まで、一気の上りです。
天狗倉山からは、尾鷲市街・尾鷲湾が一望できます。また、正面の方に見えているのが、次の峠道である八鬼山越えです。
頂上にある巨岩にも登ってみてください。

自然林の中を石畳道が続く 明るいヒノキ林の中を石畳道が続く
左:天狗倉山から来た道を引き返して馬越峠へ、さらに尾鷲市街へ下ります。峠の頂上から、再び石畳道が続いています。峠の頂上付近は自然林の中を石畳道が続いており、ヒノキ林に続く道とは少し違った雰囲気です。斜面はけっこう急なところもあるので、特に石畳が濡れている日は注意が必要です。
右:尾鷲市への下りは南側の斜面を歩くので、明るい雰囲気の道が続きます。下っていくと自然林からヒノキ林に変わってきます。

ヒノキ林の中を続く石畳道を下っていくと、左手に桜地蔵があります。かつては大きな山桜の木が生えていたそうです。このお地蔵様、お堂を作った人にちなんだ「安兵衛地蔵」や、「水呑み地蔵」とも呼ばれています。
このお地蔵様が出てきたら、馬越公園まではもうすぐ。

馬越公園 馬越公園の桜
尾鷲側の登り口にあたる馬越公園。世界遺産登録されている石畳道もここまでです。公園のすぐ下には数台分の駐車スペースとトイレもあります。
公園にはソメイヨシノをはじめとする桜がたくさん植えられており、花見の名所です。冬のツバキや初夏のツツジなども楽しめます。また、公園内の展望台から尾鷲市街が見渡せます。

公園近く 不動明王の滝 馬越公園のすぐ近くは馬越不動尊があり、その奥には小さな滝があります。祠があるごく小さな滝ですが、時間があれば立ち寄ってみるのも良いでしょう。

左:馬越公園からしばらく、尾鷲市街までコンクリートの急な下り坂が続きます。途中、市街地を見渡しながら墓地を抜けていきます。
右:墓地の出口にある「経塚・三界万霊」塔。宝永4年(1707年)に発生した宝永大地震津波で、多くの犠牲者が出ました。その犠牲者の七回忌にあたる正徳3年(1713年)に建立されたものです。

徳本上人 名号碑 墓地が終わって平らな市街地に下りてきたところの左手に建っている徳本上人名号碑。木魚と鉦を激しく叩く独自の徳本念仏をひろめ、各地に念仏講をつくり庶民の苦難を救ったと言われ、尾鷲の念仏寺にも滞在したと記録が残っています。文政13年(1830年)、念仏寺の関係者によって建立されたものです。
この名号碑を過ぎて、尾鷲の市街地へ。

戻る 次へ

▲このページのトップへ戻る


東紀州ほっとネット くまどこ
東紀州ITコミュニティ
三重県熊野市有馬町
E-MAIL:info@kumadoco.net
Copyright(C)2004 KUMADOCO.NET All Rights Reserved.