−民話シリーズ第6弾−



ヤマトタケルノミコト
 ヤマトタケルノミコトは、第12代景行天皇の御子で、各地を平定するため全国を旅しました。そのため多くの伝承が残されています。
 三重県という地名も、ミコトが北勢に至ったとき、足が三つ重ねたもちのように腫れ上がったようだ、と嘆いたところからつけたと伝えられています。
 この年の燈籠祭では、駿河国の野原で四方から火で攻められたとき、持っていた剣と火打石でその難をのがれ敵を退治したという「草薙の剣」の勇壮な言い伝えと、伊吹山で病に倒れ息絶えた後、美しい白鳥となって甦る「白鳥伝説」をとりあげています。