−民話シリーズ第3弾−



'93年制作「人魚伝説」
全長 23.5m
最高部 8.5m
電 球 1,200個(赤、白、緑)




人魚伝説
 むかし、むかし、このあたりの海には人魚がたくさんおったそうな。この人魚たち、いつか冷たい海の底から抜け出して暖かい地上の里でくらしたいと心から願っておった。
 気が強くて口は悪いのじゃが、そろってべっぴんで、そのうえ働き者の人魚を沖でみつけると、若い漁師たちは喜んで湊に連れ帰ったそうな、そして、「おまえが好きじゃ。」とやさしく言葉をかけたそうな、すると、たちまち、魚の形の尾っぽが美しい足にかわったと。人魚は嫁になっても亭主をよく助け、よく働いたので、親からも喜ばれ、大事にされたと言う。
 今でも、ここらの娘らがべっぴんぞろいなのは、少しづつ人魚の血がまじっとるからやと、そして、少し色が黒いのも、口が悪いのもそのせいやということじゃ。



燈籠の原型 1/50





ブラジル人ダンサーによるサンバショー、軽快な音楽と大迫力の踊りで会場を盛り上げた。