東紀州ほっとネットくまどこ

                     

東紀州ほっとネットくまどこ

〜世界遺産への道〜熊野古道
日本語 English
くまどこライブカメラ
東紀州何でも辞典
熊野古道
観光情報
イベントカレンダー NEW
東紀州百科事典
店舗・施設情報
くまどこムービー
コラム
くまどこに集まろらい!
仲間づくり
くまどこ掲示板
クチコミ情報
くまどこ自慢の逸品
ショッピングモール
暮らしのお役立ち
くらしの情報
防災情報
東紀州のお天気
リンク集
くまどこで遊ぼらい!
ホームページをつくろう!
フィールドレポート
地域別ページ
紀北町 御浜町
尾鷲市 紀宝町
熊野市  
  くまどこ会員登録
  東紀州
達人ライター募集
  オリジナルグッズ
  特集
  リンクバナー
メールマガジン(会員登録へ)
東紀州ほっとネット くまどこ
当サイトはどなたでもご自由にリンクしていただいて結構です。よろしければ上のバナーをお使いください。

ホーム >> イベント報告 >> 東紀州活性化大学院 第6回現地調査
イベント報告

東紀州活性化大学院 第6回現地調査(2005/08/08)  

8月6日(土)、熊野市で第3期東紀州活性化大学院の勉強会が開催された。「東紀州に残る古き良きもの〜その発見と保全〜」をテーマに、7名の院生がそれぞれの地域でテーマに沿った対象を設定し、調査・研究してレポートをまとめる。

今回は第6回目の現地調査で、対象は五郷町に残る「石積み」。寺谷地区の「寺谷御仕入方(おしいれがた=役所の一つ)質倉」を支える石垣と倉を見学した。この倉は江戸時代(200年余り前)に建てられたとされており、熊野市指定文化財となっている。質倉を支える石垣は、自然の石を削るなどして積み上げられており、当然ながら現代の構築物にあるような接着・補強を目的としたセメントなどの材料は一切使用されていない。石の大きさ・形はさまざまだが面(つら=表面)がきれいに揃い、特に敷地の四隅はお城の城壁のように美しいカーブを描いている。幾多の災害にも崩れることなく、今も重厚な倉を支えている。

現地視察後、飛鳥町の公民館に場所を移し、よく使用されているコンクリート擁壁やブロック・最近主流となりつつある環境に配慮した「環境ブロック」などの特徴と合わせて、石積みの長所・短所が紹介された。石積みは専門の職人を必要とするが、その職人の著しい高齢化と減少、現存する石積みと建造物の維持管理、集落としての景観など、話し合われた内容は多岐にわたる。これらを考慮しつつ今後も調査・検討を続け、レポートにまとめられる。


バックナンバー
イベント報告
立派な倉と石積みの前で

イベント報告
こちらは管理する齋藤家の住居部分の石積み

イベント報告
田畑などに残る石垣

イベント報告
公民館で検討

個人情報の取り扱いに関してサイトご利用上の注意
東紀州ITコミュニティ
三重県熊野市有馬町
E-mail:info@kumadoco.net
Copyright(c) KUMADOCO.NET All Rights Reserved.