紀伊長島町三浦の始神さくら広場（宮川第二発電所グランド）で、世界遺産登録イベントとして始神峠さくらまつりが開催された。最近の寒波の影響で桜はつぼみのままだが（来週が見ごろ？）、イベント日和の快晴のもと、始神峠ウォーク・コンサート・フリーマーケットなどが行なわれた。地元水産加工業者の出店や無料の暖かい「もてなし」もあり、会場は多くの人でにぎわった。特に始神峠ウォークは参加無料にもかかわらずガイド付きとあって人気。家族連れなど６０名ほどの参加があり、記念に桜の木で作ったキーホルダーも配られた。

午後からのコンサートでは、船津小学校児童の太鼓演奏や紀北中学校有志のエイサー、カラオケなどが行なわれ、先日尾鷲で行なわれたＮＨＫのど自慢大会本選出場者有志らがその名の通り自慢ののどを披露し、会場は声援・拍手、ときに笑いで盛り上がった。途中に何度か行なわれた誰でも参加できる「ジャンケン大会」では、ある程度の人数になるまで、奥山紀伊長島町町長と参加者全員がジャンケン。ぬいぐるみやおもちゃだけでなく、温泉入浴券も景品になっており、大人も子どもも真剣勝負。最後は恒例となった全員合唱の「古道の旅人」。春の一日を満喫した。



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