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ホーム >> 新着情報 >> 只今、県立熊野古道センターで企画展「尾鷲林業物語〜森林鉄道と索道の軌跡〜」が開催されています【11/19迄】※入場無料
新着情報

只今、県立熊野古道センターで企画展「尾鷲林業物語〜森林鉄道と索道の軌跡〜」が開催されています【11/19迄】※入場無料(2017/09/22)  

 尾鷲市向井にある三重県立熊野古道センター【地図】において企画展「尾鷲林業物語〜森林鉄道と索道の軌跡〜」がこの9月2日(土)から11月19日(日)まで開催されます(開館時間9時から17時)。

 紀州徳川家の祖・徳川頼宣が入府以来、尾鷲(組)は紀州藩による林業政策が進み、森林の開放による森林開発の奨励と個人が自由に山に木を植えることを許す「植え出し権」およびその立木と土地の所有を認め、近世以降、生業として尾鷲林業が確立していきました。その歴史は薪炭生産に始まり、やがてスギ人工造林へ、そして明治以降はヒノキ人工造林へと移行していきました。明治政府が初めて行った「大日本植物帯調査報告書」では吉野スギ、天竜スギとともに尾鷲ヒノキは日本三大人工美林として全国に名前が知れ渡り、さらに明治36年(1902)の第5回内国博覧会で、土井八郎兵衛氏が出品した「尾鷲地方森林施業法」が金牌受賞し、尾鷲ヒノキとともに尾鷲林業の声価が高まりました。近年では、ヒノキの芯持柱材生産を目標に密植・多間伐施業で通直完満材を育林生産する高品質材を生み出す施業方法が多く採用されています。

 これら尾鷲林業が成立するに至るには、森林生産物の搬出方法が明治以降急速に発展していった背景があります。年降水量4,000个鯆兇─△気蕕忙鈎呂狼涎梗个琉戞運材方法が多種多様な技術が採用されました。特に架空索道と軌道(森林鉄道)を組み合わせた搬出方法が採用されたのも特徴のひとつです。

 本展では、尾鷲林業の名声を高めたヒノキ材を中心とした施業方法の歴史を紹介するとともに、その生産物の搬出方法としてトラック輸送に代わるまでの「索道」と「森林鉄道」に焦点を当て、尾鷲林業の軌跡を紹介します。

《展示構成》
1.尾鷲林業の歴史
2.尾鷲港を中心とした索道の歴史
3.銚子川流域における軌道と索道の歴史
4.大杉谷森林鉄道の盛衰と大杉谷国有林の変遷
5.赤羽川流域軌道の盛衰

 入場無料です。是非お越しください。

なお期間中、関連イベントとして下記の催しが行われます。

1.講演会「大杉谷森林鉄道の今〜現地踏査から見えるもの〜」
 多気郡大台町宮川上流の吉野熊野国立公園内にある大杉渓谷山域は、かつて「御杣山」として神宮の式年遷宮造営に必要な御用材を管理していた山で、その後、宮内省御料局を経て、帝室林野局の管理下のもと御料林として材を供給していました。戦後は林野庁国有林に編入され大杉谷の奥地まで森林開発が進み、V字谷の峻険な地形のため多種多様な運材方法が採用され、森林鉄道、索道、インクラインと先人の知恵の結晶ともいえる搬出方式で木材等が船津まで運ばれていました。
 本講演会では、大杉谷支流の不動谷と紀北町船津を結ぶ「大杉谷森林鉄道」のほぼ全路線を現地踏査した結果について、昭和20年代から40年代に撮影された写真を紹介しながら大杉谷森林鉄道の現状についてお話しします。
 1.日 時:9月10日(日) 午後1時30分〜3時
 2.入場料:無料
 3.定 員:80名(要申込・先着順)
 4.場 所:展示棟映像ホール
 5.講 師:熊野古道センター職員
 6.受 付:8月10日(木)〜9月7日(木)※定員になり次第締切

2.講演会「銚子川流域森林鉄道と索道を訪ねて〜」
 大台林業森林鉄道(四日市製紙専用軌道)および銚子川流域の二ノ俣森林鉄道・架空索道の踏査結果を、写真や資料を通してお話をしていただきます。
 1. 日 時:10月8日(日) 午後1時30分〜3時
 2. 入場料:無料
 3. 定 員:80名(要申込・先着順)
 4. 場 所:展示棟映像ホール
 5. 講 師:片岡督 氏、曽野和郎 氏 
   『三重県の森林鉄道〜知られざる東紀州の鉄道網〜』著者(共著)
 6. 受 付:9月8日(金)〜10月5日(木)※定員になり次第締切

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(資料画像)三重県立熊野古道センター

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