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ヒノキの植林がほとんどを占める紀北地域(尾鷲市など)に比べると、熊野市・御浜町などのある紀南地域はスギの植林が多いです。風伝峠もスギ林の中を通っています。
もっとも、かつての風伝峠は木の生えていない原野で、彼方に熊野灘を望むことが出来たと言われていますが。 |
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こちらは県道と合流する手前で道をすこし外れたところにある「山の神」。なかなか立派な鳥居があり、その奥にはお地蔵様らしきものが。昔の人が山仕事の安全を祈って作ったものでしょうか。 |
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再び古道コースに入り、埋もれかけた石畳道を歩きます。ほんの150mほどで風伝茶屋がある風伝峠の頂上に到着。
画像でもわかると思いますが、ここの石畳はかなり埋もれていますね・・・。 |
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かつては見晴らしの良かったらしい風伝峠も、今では特にこれといって何もありません。(法界塔はありますが。)峠の名物だった「風伝餅」なるものも、茶屋のメニューには書いてあるものの、今では作られていません。
風伝餅が欲しくて店に入りましたが、餅はなし。寒かったので温かいうどんを食べました。実にシンプルなうどん、400円でした。(下画像)うどんの味はともかく、お店のおばあちゃんは温かみを感じさせる親切な方でした。見送られて気分良く出発。 |
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茶屋の横にある山道へ入って、間もなく法界塔があります。ここから先、パンフレットでは県道(旧国道311号線)を歩くことになっていますが、いつの間にやらきちんとした古道コースが開拓されたようです。
2年前には立派な標識はなかったような気がしますが、案内に従って山道へ入りました。 |
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