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9月下旬、晴れ。尾鷲市矢浜にある永昌寺にある欠けた石像、これは八鬼山越えに置かれている町石の最初のものと言われています。矢浜街道を語り部さんと歩いたときに教えてもらいました。
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八鬼山越えには、かつて50体もの町石があったと言われています。（町石は1町ごとに立てられた道しるべ。）かつては距離の目安だった町石ですが、今では場所が移されていて距離の目安にはなりませんが、歩く人を見守っていてくれるようです。
現存するのは33体で、すべてがお地蔵様になっています。よく見てみると、一体一体特徴があって面白いものです。
（以下、上から順番に）
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荒神堂の周囲に置かれている石像。
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11月中旬、晴れ。「西国一の難所」とその名を知られた八鬼山越え、道端には行き倒れとなった巡礼者のための供養碑がいくつも立っています。
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お地蔵様の形をした町石、こんな風に道ばたにひっそりとたたずみ、歩いていく人を見守っています。
これまでにどれくらいの人が通り過ぎていったのでしょう。
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八鬼山越えは西国一の難所と言われるほどの手強さ。かつてはここを越えられずに命を落とした人もたくさんいました。
道沿いにはいくつもの巡礼碑が残っています。
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5月上旬、初夏の木漏れ日をあびる町石。
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