熊野古道
くまどこショッピングモール東紀州ほっとネットくまどこ
トップページ >> コース紹介 >> 始神峠コース
コース紹介
始神峠コース
歩行距離:約14km(JR三野瀬駅〜JR相賀駅)
所要時間:約4時間20分(初心者向け)

コース地図コース案内高低差交通アクセスJR・バス)|モデルコース


コース案内
写真付きの詳しいコース案内へ
●●JR三野瀬駅〜JR相賀駅●●
  JR三野瀬駅を出発して、始神峠を越え、国道と国道脇の旧街道を歩いてJR相賀駅まで至るコースをご紹介します。歩く距離は少し長くなりますが、高低差が少ないのでのんびりと楽しんで歩けます。始神峠の部分は、江戸道と明治道のどちらを歩いても良いでしょう。
 峠頂上まで
 三野瀬駅を出てすぐ左、線路沿いに続く細い道を歩いて、左手にある踏切を渡って三浦の住宅地をまっすぐ歩いていきます。間もなく国道42号に合流するので、右へ進み、左手に三浦の海を眺めながら国道沿いに歩きます。右手の丘の上に三浦温泉があり、その正面にあるのが宮川第2発電所。江戸道コースの場合はここから登ります。トイレ・駐車場を越えてすぐ右手、水路沿いに道があります。
 江戸道コースは最初平らな道で、その後一気に峠頂上まで上がっています。少しきつい登りもありますが、グラウンド横から35分ほどで頂上に着く短い道なので頑張りましょう。道は一本道なので迷うことはありません。ひのき林の中に洗い越し、石畳が残り古道の雰囲気を残しているほか、地元の人が整備した木橋や階段があり、歩きやすくなっています。
 峠の頂上からは発電所・三浦海岸方面の展望が見事です。晴れていれば「紀伊の松島」と呼ばれる多くの小島が紺碧の海に浮かんでいるのを見ることができます。頂上には茶屋跡があるなど、ちょっとしたスペースになっています。
※明治道コースから上る場合は、三浦温泉の裏手に登り口があります。裏手から急な坂を上ってから、発電所のパイプ横を通っている平坦な道を歩きます。緩やかな上りが続く道が、人工林と自然林の中を続いています。自然林の中を通る道は気持ちよく歩けます。こちらも道は一本道なので、迷うことはありません。

 江戸道経由、大舟橋へ
 峠頂上から階段を下ると、分岐点があります。左手に進むと海山町方面です。(右手に進むと明治道を経て宮川発電所の方に戻ります。)
 最初は自然林の中を歩く気持ちの良い道で、途中には海山町の山並の展望が良い場所もあります。峠頂上から5分ほどで江戸道との分岐点で、案内標識が立っています。左手の江戸道、尾根沿いに続く明るい道が少し急な下りの斜面についています。20分ほどで林道に合流、右手に進めば間もなく国道42号線に合流、目の前には小さなため池があります。右手へ進みますが、歩道のない部分が多いので車に注意して歩いてください。緩やかに下る国道沿いに10分ほど歩けば、大舟橋に出ます。
※明治道を経由して大舟橋まで
 峠頂上から5分ほどの江戸道との分岐点で右手へ進めば明治道です。ひのき林の中を緩やかな下り坂が続きます。小さな沢にかかる木橋を渡って歩いていくと、峠頂上から45分〜50分ほどで宮谷池に到着です。何軒かの民家の横を抜けて歩いていくと、右手に公衆トイレがあって、田園風景が広がる馬瀬の集落内を抜けていくと、大舟橋で国道42号に合流します。

 JR船津駅へ
 大舟橋から少し歩いたところ、上り坂の手前に馬瀬のバス停があります。バス停のところで左手にある脇道に入って、JRの踏切をくぐって右手へ進みます。JRの線路沿いに続く道、左手には広い湿地帯を眺めながらしばらく進んで、交差点で右手にある踏切を渡って国道42号に合流。そのまま国道を渡って集落内を歩いていくと、右手に上里小学校があって、再び国道に合流。
 両郷橋を渡ってすぐ、左手にある脇道へ入って、上里の静かな住宅地を歩いていくと、すぐに国道42号に合流。合流地点には修禅寺があって、南北朝時代のものと言われる宝篋印塔が残っています。
 修禅寺から少し国道沿いに歩いていくと、船津駅前バス停があります。すぐ近くの交差点で左へ入っていくと船津駅があるので、時間がないときはココで終わっても良いでしょう。

 JR相賀駅へ
 引き続き国道沿いに進んで、右手に三船中学校を過ぎてカーブを抜けたところで、右手にある脇道へ入ります。八重垣神社、郷土資料館などを見ながら中里の集落を進んでそのまま往古川を渡り、古い民家がいくらか残る住宅街を進みます。細い交差点で左手に進んで少し歩くと、カーブ出口で国道42号に合流します。
 国道の歩道を少し歩いて中新田のバス停を過ぎたあたり、右手にある脇道へ入ります。立派なお屋敷の残る道を歩いて右手に幼稚園を通り過ぎ、道なりに左へ曲がっていくと国道に合流。少し国道を歩くとすぐに右手に脇道があるので、再び脇道へ入ります。船津小学校、永泉寺(小学校を過ぎてすぐの交差点を右へ入ったところにあります)などを眺めながら、船津の静かな集落内を歩いていくと、再び国道に合流。
 国道の歩道沿いに歩いていくと、お魚ランド海山があります。東紀州のお土産がいろいろ置いてあるほか、食堂もあります。
 国道の歩道をしばらく歩いていくと、左手に農協の支店、右手に墓地のある三叉路。これを少し過ぎて相賀新町のバス停があるスペースのところで、国道からそれてお寿司屋さんの横に続く脇道へ入ります。少し歩くと小さな交差点があり、これを左へ曲がれば間もなく相賀駅に到着します。(小さな交差点のところに相賀神社があるので、立ち寄っていっても良いでしょう。)

▲このページのトップへ戻る


●●宮川第二発電所〜宮川第二発電所●●
 宮川第二発電所から江戸道コースを歩いて、明治道で同じ場所に戻ってくるコースを紹介します。歩く距離もかなり短く、1時間ちょっとの気軽なハイキングコースです。
 峠頂上まで
 宮川第二発電所のグラウンド横には駐車スペースがあるので、ココに車を停めて起点にします。JR利用の場合はJR三野瀬駅から25分ほど歩けば発電所に到着します。
 花見の名所、発電所グラウンドを通り過ぎ、発電所沿いの道を歩くと10分足らずで江戸道コースの登り口に到着。始神峠の説明板があります。
 江戸道コースは,最初平らな道で、その後一気に峠頂上まで上がっています。少しきつい登りもありますが、グラウンド横から35分ほどで頂上に着く短い道なので頑張りましょう。
 江戸道コースには、ひのき林の中に洗い越し、石畳が残り古道の雰囲気を残しているほか、地元の人が整備した木橋や階段があり、歩きやすくなっています。

 明治道コースへ
 峠の頂上からは発電所・三浦海岸方面の展望が見事です。晴れていれば「紀伊の松島」と呼ばれる多くの小島が紺碧の海に浮かんでいるのを見ることができます。
 頂上には茶屋跡があるなど、ちょっとしたスペースになっています。
 階段を下りると発電所方面へ戻る明治道と海山町へ向かう道の分岐点。右に進んで発電所方面へ向かいます。

 明治道経由、発電所へ
 明治道は江戸道とは対照的に自然林の多い道。国道が近いので車の音が耳障りですが、小鳥の声、セミの声などが賑やかな道です。
 岩壁横を通る道があったり、側面の石積み、展望の開けた場所など、なかなか楽しい道です。道幅も江戸道に比べると広くてしっかりしており、傾斜も緩やかです。
 峠頂上から30分ほど歩くと、分岐点があります。右に階段を下りていくと、発電所近くのJR高架横に出ます。分岐点から5分ほど。
 まっすぐ歩くと、こちらも10分ほどで「三浦温泉 ゆーゆー館」の裏に出ます。こちらの道を歩くと、発電所に通じる大きな給水管の横を歩けて、展望も良いので楽しいですよ。
 どちらも発電所が目の前に見える場所に出ますので、すぐに戻れます。JR三野瀬駅までは発電所から25分ほど。


▲このページのトップへ戻る



東紀州ほっとネット くまどこ
東紀州ITコミュニティ
三重県熊野市有馬町
E-MAIL:info@kumadoco.net
Copyright(C)2004 KUMADOCO.NET All Rights Reserved.