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語り部さん紹介

こんな方たちが、熊野古道を訪れるみなさんをおもてなしします。(※ 五十音順で掲載しています。)

ナ行
西 一夫(にし かずお)
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西 一夫
氏名 西 一夫
(にし かずお)
性別・年齢 男・1940年生まれ
案内の得意なコース 松本峠・観音道・大吹峠
得意な分野 洒落(話しぶり)
好きなコースや場所 雨上がりの大吹峠の竹林・観音道の33カ所巡り・松本峠近く、東屋からの七里御浜の展望

熊野古道に対する思い
●得意分野の洒落というのは?
 自分は、歴史とか植物とかに詳しいわけではないので、そういうのを細かく説明することはしません。
 最初に簡単にコース概要・歴史などを説明しておいて、あとはゆっくり話しながら歩くのが楽しいと思っています。本当のことをウソのように話したりするのもその一つで、洒落というか話しぶりというか、来てくれる人たちが楽しんで歩いてもらえるようにと思っています。
 歴史などを細かく説明するよりは、古道に関係する周辺知識を話すのが好きですね。例えば、大吹峠の名前の由来は何か、昔の道づくりの技術の素晴らしさとか、昔の猟期はどんな風に決まっていたかとか、けっこう面白いネタがあるんですよ。
●熊野古道のどんなところを伝えたいですか?
 伝える、知ってもらうというよりは、熊野古道を歩くことでお客さん自身に何かを「感じとって」もらいたいと思っています。語り部が知識を送り込むのではなく、その人が何かを「感じとり」、それによって気持ちがリフレッシュされて元気になって帰っていく、そうなってほしいと思っています。そして「来て良かった、また来てみたい」と思ってもらえること、それを目指しています。
 また、古道をただ単に歩くだけでは、「こんなものか」とガッカリすることもあるかも知れません。ゆっくり地元のいろんな話題を話しながら歩いて、古道やこの地域の良さをわかってもらいたいですね。そのためにも、多くても10人くらいのグループで歩いてもらうのが一番良いと思っています。そうすることで、語り部として単に知識を送り込むのではなく、一人一人が何かを感じとるお手伝いができるのではないでしょうか。
 そして何かを「感じとって」もらうためにも、古道を歩くだけでなく街中もあわせて楽しんでもらいたいと思います。今はまだ、街中で楽しめるようなメニューがありませんが、ツアーデザインセンターもできたことですし、個人グループ向けの体験といったツアーを組んでいければと思っています。
●これからの熊野古道への取り組みは?
 世界遺産登録もされることだし、人はどんどん来るようになるでしょうから、今と同様かそれ以上に、道の整備やゴミ拾いといった作業が必要です。地元の人たちで作っている保存会「だんだんの会」でもそういった作業は引き続き、だんだんとやっていくつもりです。
 今はある種の熊野古道ブームになっていますが、それが去った後、元の野山に戻ってしまうようではいけません。10年後に来てくれるお客さんに、「10年前と同じ風景が残っている!」と言ってもらえるよう、息の長い活動を続けていきたいと思っています。
 また、先ほども話したように、古道とあわせて東紀州の良さを伝えるために、個人グループ向けに体験などのメニューを組み合わせたツアーを作って行ければと思っています。
 それから、最近見つけた評議峠という昔の生活道があるのですが、こういった熊野古道周辺に埋もれている、昔の道の復活にも取り組んでいきたいと思っています。
 (2004年6月 インタビュー)


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