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耳島様 <
みみじまさま > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
初めて耳にする方が多いと思われますが、「耳島様」は耳の病気を治してくれる神様です。2年前、熊野市育生町のガンガラ滝に向かう途中に木で出来た古い鳥居があり、金属で作られた小さな鳥居がたくさん置いてある場所を見つけました。鳥居はあってもお社はなく、「いったいこれはなんだろう?」と不思議に思っていました。後日、地元の人に聞いたところ「それは耳島様といって、耳の神様」と教えてくれました。夏に川で遊びすぎて耳が痛くなった時にお参りすると痛みが取れるとの事でした。
写真は、熊野市育生町のもの
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そして今年になって、仕事でいつも通っている熊野市紀和町の丸山林道に木の板に手書きで「ミミジマサマ」とカタカナで書かれた標識が現れました。その標識の指す方向へ進んでいくと数分で、オスの成牛が座っているくらいの大きさの石(あるいは岩?)の前に赤い鳥居が建てられている場所がありました。そこでも育生町と同じように、金属で作られた小さな鳥居が置いてありました。時々お参りされる方がおられるようで、お賽銭が石の穴の部分に置いてありました。やはりそこも耳の神様で、「耳鳴り」が治るそうです。
写真は、熊野市紀和町のもの
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育生町にしても紀和町にしても、共通しているのが金属で作られた小さな鳥居が置いてあることで、それはお供えのようなものなのか、または御利益の御礼に置いていかれるのか聞かなかったのですが、大変に興味をもったのでネットで「耳島様」と入力して検索をしてみたところ、「十津川かけはしネット」の中に記載がある程度でヒットはあまりしませんでした。
写真は、熊野市育生町の写真を一部拡大したもの(たくさんの小さな鳥居写真)
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「耳島様」は紀伊半島だけに存在するのか、あるいは全国に存在するのか現在のところわかりませんが、日本古来のいわゆる「八百万(やおよろず)の神様」のお一人であることは確かなようです。
写真は、熊野市紀和町「ミミジマサマ」写真の一部拡大写真(鳥居の部分)
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参考文献 |
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熊野市在住 榎谷様より投稿 |
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その他関連情報 |
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なし |
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