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ホーム >> 東紀州百科事典 >> 民俗・文化・歴史 >> 伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」  < ヤーヤ祭り >
東紀州百科事典

ジャンル: 民俗・文化・歴史 | 自然・風土・環境 | 方言・郷土料理・物産 | 行政・統計・経済

民俗・文化・歴史 伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」  < ヤーヤ祭り > < 尾鷲市 >
伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」 ◎尾鷲の奇祭 ヤーヤ祭とは?
(←写真は「扉開きの神事」の様子)

尾鷲神社の祭礼ヤーヤ祭は、祭礼期間中、毎夜各町の若者衆が、町を練る行事「ヤーヤ」が通称になったものです。
毎年2月1日から5日までの5日間行われます。
各町の若者衆が、「チョウサじゃ」のかけ声とともにケンカの様な激しい揉み合いを当座の町に仕掛け練りあいます。
また、神事や子供が参加する華やかな大名行列及び道中踊りなども行われます。

《ヤーヤ祭りの詳細》

◇祭りの概要◇
東紀州の奇祭といわれる尾鷲市の「ヤーヤ祭り」は、尾鷲神社の正月の祭礼です。
旧市街地を形成した古くからの地域集落ごとに編成される20町の中から、毎年3つの祷務町(とうむちょう)、一番、二番、三番梼が選ばれ、輪番によって祭りを司ってきました。

(写真は「練り」の様子→)
祷務町では1ヶ月前の1月10日頃に「巻藁結神事」が行われます。
当人の家の床の間に120把をたばねた巻わらが飾られ、神主と弓射(弓射人)が二本ずつ巻わらの的に矢を放ちます。
これで神社から祷人の家に神(スサノオノミコト)が降りたこととなります。
以前は、この日から祭礼終了まで注連が張られ、巻わらの安置された精進部屋に精進人(しょーど)である、祷人・弓射・汐撫の三人の役人が泊まり込み、別火の生活に入りました。
炊事は汐撫の老人が担当し、女子はこの部屋に入ることができませんでした。
精進人は毎朝夕、尾鷲港の前の浜へ飛び込んで垢離(こり)をかきます。
この朝夕の送迎には、各町の高張提灯を先頭に町頭や若者達が従いました。
この「精進人」こそ神に仕える祭の主役です。

伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」
伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」 (←写真は「垢離掻き」の様子)
その後2月1日に尾鷲神社にて神のおでましを願う「扉開きの神事」が行われ、夕刻には、300人余りが提灯の灯りと供に祭りの始まりを告げて回る「在回り」が行われて祭りの始まりとなる。

2月2日〜4日は、3つの祷務町に各々に振り分けられた残りの17町が手伝い町として集まり、「練り」というぶつかり合いを行う。
さらに、その日の祷務町のところに大結集し、「大練り」がはじまる。
大練りが終わると、各祷務町の精進人(しょーど)が、ヤーヤを従えて毎夜尾鷲神社に参拝する。
その際身を清めるために、「垢離掻き」(こりかき)と称し裸で海に飛び込み身を清める習しがあり、高張提灯をかざす闇の真冬の海に真っ裸で飛び込む。

2月5日は、尾鷲神社まで「大名行列」で宮上がりをし、夕刻から「大弓の儀」、「お獅子のご出御」の儀式を行い、最後に翌年の祷務町に「引継ぎの儀式」が行われて、祭りが終了する。

見所は、若者衆が勇壮にぶつかり合う「練り」と「垢離掻き」の風習、「大弓の義」などで奇祭といわれる所以でもある。
◇ヤーヤの語源◇
ヤーヤの名称・語源は明らかになっていませんが、「やあやあ我こそは…」という武士の立合いの名乗りの戦闘用語に由来するといわれています。 
(写真は「大名行列」の様子→)

◇チョウサとは?◇
練りの時に使われている掛け声「チョウサじゃ!!」の“チョウサ”の意味には2つの説があるようです。1つ目は、無事に年を越したという“超歳”の意味。2つ目は、“丁歳”。丁は一人前の男子のことで、丁歳はやっと15歳になり一人前の若者衆としてヤーヤに出られる資格を得て、その喜びを表現したものであるといわれています。

◇一番、二番、三番当(梼)の由来◇
祭礼を司る宮座の親方衆は、享保20年(1735年)の古文書によると、当初 一番祷(庄司・世古・北村)、二番祷(仲)、三番祷(田所、別当、杯)の諸氏でありました。
この三つの当(梼・党とも書く)は、天正10年(1582年)新宮の堀内安房守氏善が尾鷲を攻めた時、中村山に主陣をおき、右翼に山の神砦(古戸野)、左翼に関山砦(瀬木山)を備えて戦った三つの陣地を意味するものであるとされています。
ヤーヤの練りは、この戦いで尾鷲勢が迎え撃った様をまねたのが、現在の練りの姿であろうといわれています。

伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」
伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」 (←写真は「大弓引きの儀」の様子)
◇ヤーヤ祭見所 練り◇
白装束を身にまとった男衆が、「チョウサじゃ!チョウサじゃ!」の掛け声とともに、勇ましくぶつかり合います。
その激しさは「喧嘩の裸祭り」の名前で呼ばれるほどです。
祷屋において、各20ほどの町から集まった男衆総勢600名ほどで行われる練りは、最高潮の熱気であふれかえります。

◇ヤーヤ祭見所◆Чのチ澆(こりかき)◇
清めの儀式。尾鷲港魚市場に設けられた脱衣所で、素っ裸(本当に何も身につけていません。)になり海(港)に飛び込み体を清めます。
その後提灯を受け取りお祈りをし、戻ります。
2月ですから海の中は非常に冷たくあがったときも非常に寒いのですが、高張り提灯等を持った練り衆が脱衣所まで練って囲んで送ってくれます。
若い女性は、素っ裸の勇ましい男性を見ようと、前を争って港魚市場に詰めかけるほどです。

◇ヤーヤ祭の日程◇   (写真は「お獅子のご出御」の様子→)

  毎年2月1日〜5日の5日間行われます。

  1日  午前0:00〜  扉開きの神事(尾鷲神社)
      午後7:00〜  在回り
  2日  午後7:30〜  ヤーヤの練り(各祷務町) 終了後 垢離掻き(尾鷲港魚市場)
  3日     〃         〃                   〃
  4日     〃         〃                   〃
  5日  午後0:30〜  例大祭、道中手踊り(市内旧国道)
       午後6:00〜  垢離掻き
       午後7:00〜  大弓の奉納
       午後8:40〜  お獅子の出御
       午後8:50〜  祷渡しの儀式
       午後10:00頃 祷送り
伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」
伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」 平成28年ヤーヤ祭り詳細
 


<日程>
◇2月1日(扉開き・在回り)
・午前0時〜 扉開き神事
 (尾鷲神社)【地図
 旧尾鷲20町が尾鷲神社に集まり、本殿前の参道に提灯を立て神のおでましを願う「扉開き神事」が行われます。

・10時〜15時 由緒祭
 (尾鷲神社)【地図
 今年の祭りの当番となる3つの祷務町から祷人(とうにん)、汐撫(しおなで)、弓射(ゆみゆい)、総代(そうだい)、町頭長(ちょうとうちょう)などの役をされる方と神社総代が参列して祭りの無事を願います。

・18時半〜21時ごろ「在回り」(尾鷲神社出発)
 初日(1日)の夜は祷務町が将党(しょうとう)を立て尾鷲魚市場で海に入る清めの垢離(こり)をかいた後、18時半に祷務町をはじめ祷受け町や手伝い町の町衆が集まり19時より各町の高張り提灯を先頭に尾鷲市街を2時間ほどかけて歩きヤーヤ祭りの始まりを告げて回ります。

◇2月2日〜4日(練り) 
・夜19時半頃 ヤーヤ練り(各祷屋前)
 2〜4日は祷務町(※)の練り場に各手伝い町が集合し、白装束をした男衆達が激しくぶつかり合います。
(毎晩19時半より開始、場所は下記の地図参照)。
※なお今年の各祷屋前の練りに参加する町(手伝い町)の日程は「手伝い町日程表」ご覧ください。

  ○壱番祷 堀町
   (祷屋・練り会場)壱番祷屋前<現在の尾鷲市栄町>【地図

  ○弐番祷 眥
   (祷屋・練り会場)弐番祷屋前<現在の尾鷲市朝日町>【地図

  ○参番祷 北町
   (祷屋・練り会場)参番祷屋前<現在の尾鷲市港町>【地図

■過去のヤーヤの練り(YouTube動画)


■平成28年尾鷲神社祭礼・祷務町・手伝い町 練り日程一覧

○平成28年2月2日(火)【練り1日目】
◇壱番祷(堀町)練り開始:19時半〜  
南町(10名)、新田町(30名)、坂場町(25名)、今町(15名)、野地新町(10名)、川原町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】
◇弐番祷(眥)練り開始:19時半〜
矢霙(60名)、大曾根町(10名)、向井町(20名)、中井町(15名)、天満町(10名)【計115+α(祷務町)名程度】
◇参番祷(北町)練り開始:19時半〜
野地町(20名)、林町(30名)、北浦町(25名)、新町(15名)、知古町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】

○平成28年2月3日(水)【練り2日目】
◇壱番祷(堀町)練り開始:19時半〜  
野地町(20名)、林町(30名)、北浦町(25名)、新町(15名)、知古町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】
◇弐番祷(眥)練り開始:19時半〜
南町(10名)、新田町(30名)、坂場町(25名)、今町(15名)、野地新町(10名)、川原町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】
◇参番祷(北町)練り開始:19時半〜
矢霙(60名)、大曾根町(10名)、向井町(20名)、中井町(15名)、天満町(10名)【計115+α(祷務町)名程度】

○平成28年2月4日(木)【練り最終日】
◇壱番祷(堀町)練り開始:19時半〜  
矢霙(60名)、大曾根町(10名)、向井町(20名)、中井町(15名)、天満町(10名)【計115+α(祷務町)名程度】
◇弐番祷(眥)練り開始:19時半〜
野地町(20名)、林町(30名)、北浦町(25名)、新町(15名)、知古町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】
◇参番祷(北町)練り開始:19時半〜
南町(10名)、新田町(30名)、坂場町(25名)、今町(15名)、野地新町(10名)、川原町(10名) 【計100+α(祷務町)名程度】

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■過去ヤーヤの練り【北町】(スライドショー)

※ご覧いただくにはActiveXが必要です(ActiveXが導入できない場合はココをご覧ください)


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・20時半頃 垢離(こり)かき

※壱番祷、弐番祷、参番祷
(尾鷲魚市場)【地図
各祷務町ごとに全裸になった男衆が海に飛び込む垢離かきを行います。

※過去の垢離かきの模様(YouTube動画)

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21時頃〜21時30分 尾鷲神社参拝
(尾鷲神社)【地図
 垢離かき終了後、各町が尾鷲神社に集まり参拝します。

※過去のヤーヤ練りの模様(くまどこイベント報告

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◇2月5日(本祭り)
 
・昼12時ごろ 大名行列・道中手踊り(林町〜旧熊野街道沿(朝日町・中井町)〜尾鷲神社)

 大名行列と各町の道中手踊りが林町通りを出発【地図】。
 旧熊野街道を通り尾鷲神社【地図】までを練り歩きます(最終の町が尾鷲神社へ到着するのは午後5時頃)。
ルート図
※大名行列・道中踊り順「曲目」
○壱番祷グループ 12時出発
1)矢浜町 神楽 <神社到着 14時頃> 
2)堀町 「大名行列」 
3)坂場町 「ワンナイトカーニバル」       
4)野地新町 「ケヤキの神」 
5)大曽根町 「ふたりの大漁節」 
6)新町 「海の声」 
7)新田町 「Ki・mi・ni・mu・thu」<神社到着14時52分頃>

○弐番祷グループ 13時出発
8)野地町 「尾鷲節」<神社到着 15時4分頃>
9)高町 「大名行列」 
10)今町 「CANDY SMILE」        
11)中井町 「座頭市〜Festivo」 
12)川原町 「なんでやねんねん」
13)向井町 「お祭りマンボ」<神社到着 15時45分頃>

○参番祷グループ 14時出発
14)北浦町 神楽 <神社到着 15時58分頃> 
15)南町 「尾鷲節」 
16)北町 「大名行列」
17)天満町 「Share The Love」 
18)知古町 「め組の人」
19)林町 「しぇからしか」<神社到着 16時42分頃>

※新川原町の手踊りは不参加。
※雨天の場合は手踊り、弓射いが延期、当日朝5時30分

※過去の道中手踊りの模様(YouTube動画)


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・19時頃 大弓の儀
(尾鷲神社)【地図
 尾鷲神社境内の弓場で3祷務町の弓射3人が紀州 小笠原流の古式作法に則り弓射の神事が執り行われます。
※過去の大弓の儀の模様(YouTube動画)

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・20時40分頃 お獅子の出御(尾鷲神社)
 神社参集殿より神宝獅子頭を宮司が頭上にいただいて一の鳥居まで歩いていき、提灯を持った町衆も「お獅子じゃ」の掛け声とともに練り歩きます。
 なおその後、参集殿に神宝獅子頭が帰られる際、右回りで帰れば豊作、左回りの時は浜方が豊漁だと言われます。豊凶を占う神事のため、若者たちは獅子頭を自分たちの方へ向けようと凄まじい勢いで練り合います。

※過去のお獅子の出御の模様(YouTube動画)

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・21時ごろ 祷渡しの儀式(尾鷲神社)
 参集殿で今年の祷務町から来年の祷務町になる祷受け町に祷渡しの儀式を行います(21時半頃終了)

※過去の大名行列・道中踊り、お獅子の出御の模様(くまどこイベント報告

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関連リンク
くまどこ特集「動画で見る 尾鷲ヤーヤ祭り」
くまどこ東紀州百科事典>>伝統の奇祭 「おわせヤーヤ祭り」
ヤーヤ練り【動画】

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■尾鷲20町(※)の提灯図柄
owase20cho
※現在の町名とは異なります。

■尾鷲20町の現在の位置図

より大きな地図で 尾鷲旧20町 を表示
※おおむねヤーヤ祭りの祷務町の際の練り場となると思われる箇所にマークを付けています。

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データ
参考文献
  参考文献:尾鷲青年会議所発行「紀州の奇祭 尾鷲 ヤーヤ」
       ヤーヤ祭り発展会議「紀州の奇祭 やーや祭り」

その他関連情報
  ヤーヤ祭りに関してのお問い合わせは
  尾鷲市役所 新産業創造課商工観光開発係
    三重県尾鷲市中央町10−43
    電話 0597−23−8261 

関連リンク
くまどこ特集「動画で見る尾鷲ヤーヤ祭り」


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