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熊野市百科大事典:名所・観光地 『産田神社』 <
くまのしひゃっかだいじてん:めいしょ・かんこうち 『うぶたじんじゃ』 > |
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熊野市百科大事典:名所・観光地 『産田神社』 <
くまのしひゃっかだいじてん:めいしょ・かんこうち 『うぶたじんじゃ』 > |
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熊野市(旧熊野市、旧紀和町) > |
「うぶた」と読みます。いざなみの尊が火の神かぐつちの尊を産んだところと伝えられます。周りはうっそうとした森で、神社も良い雰囲気です。いざなみは、かぐつちを産んだ為にホト (女陰)を焼かれて死に 花の窟 に葬られました。夫のいざなぎは怒ってかぐつちを殺しました。
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子どもができない夫婦はこの神社に行き、境内の丸い白石を貰ってきます。家の神棚に納めておきます。子供ができたら浜に行って石をひらって倍にして返すのです。このような伝説、習慣は日本の各地にあります。 白石は、七里御浜海岸で10万年近くかかって波に丸く削られ、中の不純物が流れ出し白くなった石です。
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古い神社です。弥生時代からあると言われています。弥生の 津の森遺跡 も、中世から戦国にかけての 有馬氏 の根拠地もこの付近です。
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社殿の左右には、「ひもろぎ」と呼ばれる石があります。左の写真です。丸く平たい石が5個並べられていて、神が天下る場所です。神殿も無かった古代の神社の原形といわれ、全国でも 2個所しかないと言われます。花の窟の拝所にも同様のものが有りますが、そちらは一枚石です。「ひもろぎ」は、今は、社殿を囲う塀の外にあります。
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安楽寺 と言うこの辺では古い寺が近くにありこの神社の別当寺だったそうです。別当寺というのは、昔、神仏混交の時に神社と一体だった寺で実質的に神社の管理をしていた寺のことです。
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"さんま寿し発祥の地”標柱 2004年1月に設立された「熊野市さんま寿し保存会」(松山 治会長)が、熊野市有馬町のウブタ神社前に直径30cmの桧の丸太で「さんま寿し発祥の地」標柱を建立し、その除幕式が 5 月 15 日( 土 )におこなわれました。 当日は地元演歌歌手・紀ノ川良子さん作詞作曲の「年中さんま寿し食べてごめんね音頭」の発表もおこなわれました。
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参考文献 |
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熊野市百科大事典 |
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その他関連情報 |
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なし |
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