2245御浜町1民俗・文化・歴史さぎりの里アッサム茶さぎりのさとのアッサム茶さアッサム茶は、明治10年にインドから日本に輸入され、三重県にも種子が配布されました。
その種子を御浜町栗須出身の山田彦四郎氏が持ち帰り、畑にまき、紅茶を生産した記録が残っています。
その後地元では、紅茶ではなく、自家用の番茶としてわずかに飲用されている程度でしたが、紅茶の貴重な原種「アッサム茶」を後生に保存しようと結成された保存会「アッサムTea21」では、アッサム茶を紅茶に加工し、新しい特産品にしようと「さぎりの里」に茶園を作り、管理しています。国内では 「ここだけ」 というインド原産のアッサム茶です。2004年4月23日(金)午前9時より尾呂志学園(御浜町尾呂志)でおこなわれたアッサム茶の手もみ作業。
アッサム茶は紅茶にするため、手もみでお茶の葉がかなり細かくなるまで揉まなければならず、この日は1時間ほどかけて手もみをおこないました。揉まれたお茶の葉は、すぐに色が変わり始めます。1時間〜6時間かけて発酵し、紅茶の香りが出てきます。
6号の網の目を抜けるくらい揉み込まれたこのお茶は、1級品です。asamu05.jpg1asamu04.jpg0asamu06.jpg1asama07.jpg00000597-85-40902004-04-24 21:31:34