日本の棚田100選として美しい景観が広がる熊野市紀和町にある「丸山千枚田」において夏の風物詩となった虫おくりが今年は6月10日(土)午後6時00分より開催されます。 本日(6月10日)に開催予定の『丸山千枚田の虫おくり』について、予定通り開催いたしますのでご連絡いたします。なお、天気予報では降雨も予想されるため、タイムテーブルに変更がある場合もありますのでご了承ください。 【開催にあたってのご注意】 開催当日は、見学者駐車場がございますが、台数に限りがありますので、ご利用の際はご了承ください。 また、見学者駐車場から会場までの距離は、約3キロメートル(徒歩30分)ございます。その間の道路幅は狭く、暗い中での徒歩移動となりますので、あらかじめご了承ください。 シャトルバスの運行は行われません。 この「虫おくり」行事は豊作を願いひと粒でも多くのお米を収穫したいという想いから、田んぼの害虫を追い払うために行われる行事で、その昔は農薬等もなく害虫になすすべなかったことから、地域の子供が集まってお寺からお札をもらい、松明と太鼓、鐘などを手に持って千枚田の中を練り歩き、火と音で害虫を追い払い丸山地区では昭和28年頃まで行われていました。 その後、長らくこの行事は行われていなかったのが、熊野古道が世界遺産に認定された2004年から農耕行事として復活し、令和元年より中止が続いていましたが今年は4年ぶりの開催となります。 当日は夕刻には千枚田に田の枚数と同じ1,340本のキャンドルが灯され幻想的な風景のなか、午後7時になると太鼓や松明をもって千枚田のあぜを練り歩く「虫送り」が丸山神社を出発します。 行事の最後は8月に行われる紀和の火祭りで使われる迫力ある北山砲が午後8時に炸裂し締めくくります。 今年は、原点に返って見学型として開催されます。伝統行事を見て、古からの文化を肌で感じてもらうことが目的となります。なお提灯は当日販売される予定です。 *今年から、駐車場からのシャトルバス送迎がありませんのでご注意ください。 *丸山千枚田内に駐車場はありません。また、周辺道路、特に県道40号沿いの展望台付近は観光客も多く、危険ですので絶対に駐車しないでください。 ○その他 ・駐車台数に限りがありますので、なるべく乗り合わせでご来場ください。 ・帰り道は暗いので、必ずライトをご持参ください。 ・ごみはお持ち帰りください。 ○問合せ先 丸山千枚田の虫おくり実行委員会(事務局:熊野市役所 地域振興課) 〒519-5413三重県熊野市紀和町板屋78 TEL:0597-97-1113 E-mail:chiikishinkou@city.kumano.mie.jp ※2023年5月13日掲載分(再掲)
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1,300個余りのキャンドルが千枚田を幻想的な風景にします |
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